通販で人気のタラバガニの旬や美味しい食べ方・選び方
人が集まるお祝いごとやちょっとした贈り物に、重宝するのが「カニ」。
特別感があって、ぜいたくな気分になれますよね。
鍋料理が食べたくなる寒い季節には、とりわけ恋しくなります。
どうせ食べるならとびきりおいしい蟹が食べたい!
今回はそんなみなさんの声に応えて、
釧路で長年タラバガニの選定を行う北釧水産「蟹の匠」直伝の、
タラバカニに関する豆知識とおいしい食べ方をご紹介します。
タラバガニは、トゲトゲした大きい甲羅を持ち、
エビ目ヤドカリ下目(かもく)タラバガニ科に分類される甲殻類です。
一般的なカニの足は10本ですが、タラバガニの場合は太い足が4対の計8本で、
一番下の足が小さいなどの特徴がヤドカリと共通することから、
「ヤドカリ下目」として分類されているようですね。
しかし、これはあくまでも生物学的な分類であり、
味は「カニを代表する美味しさ」と言っても過言ではありません。
ズワイガニと並ぶ人気のカニです。
日本における食用の90%以上はロシアからの輸入で、
水揚げ量も少なく珍重されています。
肉厚で食べごたえのある身と、ぷりぷりとした食感が特徴です。
タラバガニはまさにカニの王様、King of Crabです!
当社では、身がぎっしり詰まった立派なタラバガニを厳選し、実際に検品を行ったうえで仕入れをしています。
そのため「足1本でおなか一杯になる!」「お正月のお祝いの席にぴったり!」とうれしいお声をいただいています。
このボリューム感、満足感もタラバガニの大きな魅力です。
一般的に食用の「カニ」と言ったとき、対象となるカニにはいくつか種類があります。
代表的なのは、タラバガニとズワイガニ、毛ガニ、花咲ガニ、アブラガニといったところでしょう。
それぞれの「カニ」は、どのように違うのでしょうか。
足は5対の計10本。
小さな甲羅はツルツルしていて、ケセンガニ科に属しています。
細身ながら濃厚な蟹の味を楽しめるのが魅力。
品質によって「本ズワイガニ」「大ズワイガニ」「紅ズワイガニ」に分類され、最も品質が良いとされる「本ズワイガニ」の中では「松葉ガニ」「越前ガニ」などが有名です。
全体が短くごわごわした毛で覆われていることが名前の由来。
北海道沿岸各地と岩手県がおもな産地ですが、場所によって漁期が異なるため、1年を通じてほぼどこかで水揚げされています。
中身もさることながら、カニ味噌が絶品だという声が多いようです。
毛ガニに近い外見ですが、タラバガニの近縁種です。
タラバガニ科の中で最も生息域が狭く、釧路よりさらに東の根室半島などで漁獲されます。
捕獲量が少ないため希少なカニとされています。
旬は夏。
甘みがある独特の味わいです。
タラバガニとアブラガニは、似て非なるものです。
味は独特のコクがあって、好きな人は好きですが、くどいと感じる人もいるでしょう。
生命力が弱く、茹でてから味が落ち始めるのが早いのが難点です。
どのカニにもそれぞれ異なる味わいがあり、特長を生かした調理を行うことでよりおいしく食べられます!
中でもタラバガニは、カニ本来の美味しさをたっぷり堪能できるのが魅力。
茹で方と塩加減しだいで、肉厚な身の甘さがより一層引き立ちます。
日本国内に流通しているタラバガニの9割以上はロシアからの輸入で
今現在は入荷がとても少なく、貴重品となっています。
水揚げ量が少ないため、産地や旬の時期よりも
「蟹の専門店であること」「明確な基準に則って選別し調理していること」などを
購入の際の判断基準にすると良いでしょう。
水揚げされたカニのすべてが同レベルの味というわけではありません。
大切なのは、良いカニを見抜き美味しさを逃がさないための技術。
身入りの良いタラバガニを厳選し、その甘みを引き出す絶妙な塩加減で茹で上げてから急速冷凍。
これがおいしさの秘密です。
通販で購入するカニは、産地で茹でたあと急速冷凍されているものがほとんどです。
プリプリの歯ごたえと絶妙の塩加減は、カニを知り尽くしたプロフェッショナルが茹でているからこそ。
食べるときに二度茹ですると身の締まりが損なわれるため、
解凍してそのまま食べるのが、一番美味しくお召し上がりいただけます。
タラバガニをよりおいしく食べられるメニューをいくつかご紹介します。
熟練の技で茹で上げられたカニの食感と甘みを心ゆくまで味わいたいなら、何といっても「カニしゃぶ」。
なかでもカニしゃぶ用に選定された足を購入したほうが、食べごたえも堪能できます。
七輪や魚焼きグリル、焼き網などを使って焼くのが一般的ですが、もっと手軽に焼きガニを楽しみたい!という場合はホットプレートがお勧め。
特に生タラバガニは、無理に自宅で茹でたり蒸したりするより、冷凍のまま調理できる焼きガニに適しています。
茹でてあるタラバガニを解凍して、そのまま食べる方法。
ボリュームがあって旨みの強いタラバガニならではの食べ方で、シンプルだからこそ味が際立ちます。
タラバガニの食べ方で当社スタッフに人気なのはホットプレートを使った焼きガニ。
香ばしい香りと濃厚な甘みが手軽に味わえるとお客様にも好評いただいてます。
運が良ければカニ味噌も楽しむことができ、二重の幸せを楽しめますよ。
見落としがちなのが、「生」なのか、「ボイル」なのかという点。
「生」のカニは、文字通り生きたカニをそのまま冷凍したもので、
「ボイル」は一度茹でてから冷凍したものです。
ひと手間加えて食べるなら「生」、
そのまま食べたい場合や自宅で茹でる自信がない場合などは「ボイル」を選ぶと良いでしょう。
「生」も「ボイル」も、鮮度が良ければ味にはほとんど違いがありません。
いずれも冷凍されているため、カニを食卓に載せる日の前日には到着するよう手配しましょう。
食卓に載せたときの立派な姿と、ぎっしり詰まったふっくらジューシーな身がタラバガニの醍醐味ですよね。
梱包を解いたときの感動と、ひと口食べて「これぞタラバガニ」という満足感を味わうためには、仕入れから茹で上げ梱包、発送まで人の目と手が行き届いた通販会社を選ぶことが重要です。
「これまで食べてたタラバはなんだったの!?」と疑いたくなる「本物の味」を見つけてください。